過食(Over eating)とは

臓器が必要とする消費エネルギーに比して、食生活でとり入れる摂取エネルギーが過剰なこと、いわゆる「食べ過ぎ」のことです。余剰なエネルギー分は脂肪としてたくわえられるため、過食は肥満の主な原因となります。

 

摂食障害

食欲をコントロールしているのは脳の視床下部にある摂食中枢で、満腹中枢が食欲にブレーキをかける役目をしていますが、何らかの要因で摂食中枢の調節機能が狂い、食欲をうまくコントロールできなくなることを「摂食障害」と呼ばれます。摂食障害は、大きく分けて、

  1. 神経性過食症(Bulimia nervosa)
  2. 過食性障害(Binge eating disorder)

があります。

神経性過食症は、過食後の嘔吐や下剤や薬物などの使用、絶食など代償行為が伴います。これに対し過食性障害は、嘔吐や下剤使用などの代償行為がない、いわゆる「むちゃ食い」のことです。そのため、身体に体脂肪が蓄積するため肥満な人が多いです。特に摂食障害の場合は、専門医を交えた治療が必要となる場合があります。※1

 

ストレスが原因の過食

なぜ現代人は肥満が多いのでしょうか。コレステロールが高い食品が多くなってきたのが原因でしょうか。確かにそれも原因の一つかも知れません。しかし、現代はストレス社会です。その過食の要因としては、いわゆる「やけ食い」にみられるように、ストレスが大きな比重となっています。また夜遅く、就寝2~3時間前に夕食をとる生活が習慣化すると、脂肪細胞から分泌されるレプチンというタンパク質がうまく働かなくなります。レプチンは満腹中枢に作用し食欲を抑制するという機能を担っています。そのシステムが作動しなくなると「過食」につながります。この現象は「夜食症候群」と呼ばれる生活習慣病の一つで、それはメタボリックシンドロームにつながります。

過食は現代人が直面している大きな問題の一つと言えそうです。

 

参照:
※1摂食障害
http://www.edportal.jp/sp/about_01.html