認知症(dementia)

何らかの原因により脳の神経細胞が減少することにより、顕著な記憶障害、認知機能障害により、日常生活に支障をきたすようになります。

 

認知症の症状のタイプ

認知症の症状のタイプは、3つのタイプに分けることができます。

1)記憶障害

2)見当識障害

3)判断力の低下(中核症状)

を引き起こす脳の認知機能障害を指します。この障害が日常生活に支障をきたすようになると認知症の疑いが高くなります。認知症とは症候に対する総称であり、そのタイプは病院での検査により、下記タイプに分類することができます。

 

三大認知症

1)アルツハイマー型認知症

認知症の約50%はアルツハイマー型認知症(AD)です。「アルツハイマー」という病名は、ドイツのアロイス・アルツハイマー博士による症例報告により発表されたことに由来します※1。その特徴は、「記憶障害」、「言語の理解の低下」、「空間と時間の把握力の低下」、「判断力の低下」があります。

 

2)血管性認知症

脳卒中つまり、脳梗塞や脳出血など脳血管に障害が起きることで、その部分で神経細胞がダメージを受けてしまいます。そのせいでダメージを負った脳の部分の機能が失われて認知症になるタイプを血管性認知症と言います。ダメージを受けた脳の部位によって色々な症状が出るのが特徴です。

 

3)レビー小体型、前側頭型認知症

認知症の約20%はこのレビー小体型認知症と言われております。レビー小体とは、何らかの原因で変性した高リン酸化型のαシヌクレインという蛋白質の集合体のことです。このタイプの認知症は、レビー小体が脳の大脳皮質や脳幹部の神経細胞に蓄積し、その影響で脳神経細胞が破壊されることで、発症します。※2

 

出典Lewy body dementia Alzheimer’s Association

 

生活習慣病と認知症

1990年、日本でのコホート研究によって、コレステロールと認知症の関連性が調べられています。HDL値が高いグループは、HDL値が低いグループに比べて、有意に軽度認知症少ないという結果が得られております。※3

 

認知症の予防

ADの予防では、有酸素運動に加え、DHAなどを例に脳の認知機能に必須の脂肪酸との併用により、予防が高まるという報告があります※4。認知症を予防できる正しい情報に基づいて、食事、サプリメント有酸素運動などを取り入れることが重要です。

 

参考

※1 Alois Alzheimer

http://www.whonamedit.com/doctor.cfm/177.html/

※2 Lewy body   Alzheimer’s Association 

https://www.alz.org/alzheimers-dementia/what-is-dementia/types-of-dementia/lewy-body-dementia

※3 HDLコレステロールとキューバ産ポリコサノール学術座談会

https://www.zakzak.co.jp/eco/news/190627/prl1906270143-n1.html

※4    食事・運動と認知症予防

http://www.rouninken.jp/member/pdf/20_pdf/vol.20_08-20-04.pdf