基礎代謝量(Basal Metabolism, BM)とは

心身ともに安静な状態の時に生命維持のために最低限消費されるエネルギー代謝量のことを言います。

つまり、特に運動をしなくても、体温の維持、心臓の拍動、呼吸でエネルギーは消費されていきます。

 

年齢などで変わる基礎代謝量

基礎代謝量は身体の体重にほぼ比例しますが、通常12歳から14歳の年齢が一番高く、その後加齢に伴い低下していきます。また年齢や性別によって変わります。※1 臓器別によっても基礎代謝量は変わります。基礎代謝量は筋肉・肝臓・脳が一番高く、それぞれが全体の約20%を消費します。筋肉の少ない人は基礎代謝量が低くなることから、筋肉と脂肪の比率によっても大きく変動します。つまり、筋肉が多いと基礎代謝が高くなるため、一般的に男性の方が女性よりも基礎代謝量が高くなります。

 

肥満者が減量するためのポイント

普段運動していない肥満者の場合、もともと筋肉量が少なく基礎代謝量が低いため、減量に苦労することがあります。この場合、体重における筋肉量が増えれば基礎代謝量が増えますので、肥満の方には筋トレがお勧めです。また30分以上のウォーキング・水泳などの有酸素運動を続けることも基礎代謝を高める効果があります。

 

基礎代謝量を無視した減量によるリバウンド

急なダイエットなどによる急激な減量は、脂肪量が減るとともに筋肉量も減らしてしまいます。一時的に痩せたとしても基礎代謝量が変わりませんので、本当のダイエットにはなりません。リバウンドするとますます基礎代謝量が低下して減量しにくくなりますので注意が必要です。

 

参照:
※1   参照体重における基礎代謝量(日本医師会)
https://www.med.or.jp/forest/health/eat/01.html