肥満のタイプは大きくわけて「皮下脂肪型」と「内臓脂肪型」に分けることができます。

 

皮下脂肪型肥満

「皮下脂肪型」の肥満とは、皮膚のすぐ下につく脂肪が過多になることを指します。 全身のあらゆる場所に見られ、特にお尻や太ももといった下半身に多く付きやすいという特徴があります。そのため、下半身が特に肥満となる特徴があります。この皮下脂肪は、比較的女性に多く観られます。

 

内臓脂肪型肥満

これに対して「内臓脂肪型」の肥満は、肝臓や胃、腸、など内臓の周囲につく脂肪が異常となる状態です。外見的にはへそ周りの腹部、つまり内臓がある腹部がぽっこりと出たような肥満が特徴で、その体型から「リンゴ型肥満」と呼ばれています。厳密にはCT検査による診断を行う必要があります。 内臓脂肪が肥満となることで、 血液中の血糖値が上昇したり、血圧上昇、更に血液中の中性脂肪やコレステロールが上昇するなど、さまざまな悪影響をもたらすことが解かっています。比較的男性に多く観られる傾向にありますが、閉経後の女性にも増加傾向が観られます。

 

メタボリックシンドロームの指標として

メタボリックシンドロームとしての注目する必要があるのは、この内臓脂肪型の肥満です。この状態の肥満は高血圧、高血糖、脂質異常となる傾向にあり、将来的に動脈硬化が生じる可能性が高くなります。メタボリックシンドロームと内臓脂肪型肥満は相関性が高いと言えます。

 

内臓脂肪型肥満の指標は

厚生労働省の調査により、CTスキャンでおへその位置で体を輪切りにしたときの内臓脂肪面積が100cm2を超えている人達の殆どが高血圧、高血糖、脂質異常が当てはまっていたという報告があります。これらのデータから、内臓脂肪型肥満の簡便な目安としてウェスト周囲径(男性85cm以上、女性90cm以上)が採用されています。腹部周囲がこれ以上ある時は、内臓脂肪型肥満を疑ってみる必要があります※1

 

ダイエットの対象として

医師がまず優先的にダイエットを奨めるタイプは、この内臓脂肪型肥満です。内臓脂肪は増えやすいですが、逆に減りやすいという特徴があり、ダイエットの効果が見込めます。3~6か月かけて体重の3%を減らすという緩やかなダイエットで血圧、血糖、コレステロールなどの値が改善できるようです※2

 

ダイエットをより楽に

内臓脂肪型肥満のダイエットの大きな目的は、血圧、血糖、コレステロールなどの脂質異常を健康にすることです。高くなっている悪玉LDLコレステロールなどを改善し健康なコンディションをサポートしてくれる便利なサプリメントを使用することで、より無理のない自然なダイエットができるようになっています。特に忙しい現代では、ストレスのない自然なダイエットがお勧めです。

 

 

参考

※1 内臓脂肪型肥満 e-ヘルスネット

※2【肥満チェック】内臓脂肪型・皮下脂肪型の違いと効果的なダイエット | NHK健康チャンネル